『超予測力』
不確実な時代の先を読む10カ条

フィリップ・E・テトロック/ダン・ガードナー 著
土方 奈美 訳

早川書房
2016/10 408p 2,200円(税別)
原書:SUPERFORECASTING(2015)

【目次】
 1.楽観的な懐疑論者
 2.「知っている」という錯覚
 3.予測を評価する
 4.超予測力
 5.「超頭がいい」のか
 6.「超数字に強い」のか
 7.「超ニュースオタク」なのか
 8.永遠のベータ
 9.スーパーチーム
 10.リーダーのジレンマ
 11.超予測者は本当にそんなにすごいのか
 12.進むべき道
 付.超予測者をめざすための10の心得

【要旨】

天気予報を考えればわかるように、未来に対する人間の「予測」は、しばしば外れるものだ。「平均的な専門家の予測の的中率は、チンパンジーが投げるダーツとだいたい同じくらい」という研究結果もある。その結論を導き出したのが本書の著者の一人、フィリップ・E・テトロック氏だ。そう言い切ったテトロック氏だが、米政府機関IARPA(情報先端研究開発局)とともに行った人間の予測力に関する実験では、驚異的な予測の的中率を叩き出す複数の「超予測者」と出会う。本書では、専門家でも特別に訓練を受けたわけでもない超予測者たちが、なぜ優秀な結果を残せるのか、彼らの予測の方法を観察、分析することで探っている。テトロック氏はペンシルバニア大学経営学・心理学教授。共著のダン・ガードナー氏はカナダのオタワ在住のジャーナリストで、『リスクにあなたは騙される』『専門家の予測はサルにも劣る』などの著書がある。

マイライブラリー

ダウンロードした書籍サマリーを
一覧で閲覧が可能です。

ID

PASS

会員登録をされていない方は、
こちらからご登録ください

メルマガ登録( 登録無料!)

最新・注目の書籍サマリー情報を
定期的にメールで配信中

運営会社

コンテンツ提供元

『書籍サマリー資料ダウンロード』に掲載されている書籍サマリー及び書籍ダイジェストは株式会社情報工場より提供されております。