鉄道会社がつくった「タカラヅカ」という奇跡

中本 千晶
ポプラ社(ポプラ新書)
2017/09 254p 800円(税別)

 序.ビジネス的タカラヅカ入門
 1.鉄道会社がつくる「夢の世界」の舞台裏
 2.「学校」と「スター」が両立するシステム
 3.「ロングラン」ではなく「新作主義」で攻める
 4.タカラヅカ・ワールドは「消費」を超える
 5.「清く正しく美しく」が動かすもの
 終.「タカラヅカ」200年の計

【要旨】

100年を超える歴史を持ち、今なお女性を中心とする多くの熱心なファンを抱えるタカラヅカ(宝塚歌劇)。未婚女性だけで男役まで演じられる独自の舞台芸術は世界でも類を見ないものだ。劇団自らが所有する宝塚大劇場(兵庫県宝塚市)と東京宝塚劇場(東京都千代田区)では、週1日の休演日と上演組が交代する数日間を除いたほぼ毎日、公演を開催。東京宝塚劇場ではこの10年ほど客席稼働率ほぼ100%を記録しているという。本書では、1914年の創設以来、一貫して阪急電鉄が経営するタカラヅカがなぜ人気を保ち続けているかを、その特徴的なビジネスモデルから探っている。鉄道会社の経営スタイルとの意外な共通点、ファンがスターを「育てる」仕組みなど、知られざるタカラヅカ成功の秘密が明かされる。著者は演劇、とくに宝塚歌劇に深い関心を寄せて、独自の視点で分析を続けるジャーナリスト。早稲田大学非常勤講師、NHK文化センター講師も務める。

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