赤字30億円からV字復活させた 逆転発想の人材・組織改革術

駒村 純一 著
扶桑社
2018/06 180p 1,500円(税別)

【目次】
 1.老舗企業はどのように復活したか
 2.会社に新風を吹き込んだ「第四新卒」
 3.中高年が活躍できる組織が「勝てる組織」
 4.森下仁丹の「線路10本思考」とは
 5.常識にとらわれずに会社風土を変える秘訣

【要旨】

2017年度採用戦線に異色の採用広告が登場した。「オッサンも変わる。ニッポンも変わる。」というキャッチコピーのもと、40代~50代の人材を、新卒と同様に一斉募集する企業が現れたのだ。森下仁丹である。社会貢献としてだけでなく社内改革に資する“戦力”として高齢者を採用する同社の狙いは何か。本書では「第四新卒」募集という森下仁丹オリジナルの用語で呼ばれるこの中高年社員募集を中心とした同社の社内改革を紹介。現・代表取締役社長で、自身も52歳の「オッサン」として中途入社した著者が、かつてのヒット商品にあぐらをかき、30億円の赤字を出しながらも危機意識に欠けるという“老舗病”を患っていた森下仁丹を大胆な施策でV字復活させた手法と考え方を詳細に述べている。「第四新卒」募集には、外から入ってきたベテラン社員に新卒の若手を教育させて、新しい空気のもと人材の底上げを図る目的もあった。著者は、三菱商事、同社イタリア事業投資先社長を経て2003年に森下仁丹に執行役員として入社、2006年から代表取締役社長を務めている。

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