カルピスをつくった男 三島海雲

山川 徹 著
小学館
2018/06 356p 1,600円(税別)

【目次】
 1.国家の運命とともに
 2.草原の国へ
 3.戦争と初恋
 4.最期の仕事
 終.100年後へ

【要旨】

99.7%の日本人が一度は飲んだことがある「国民飲料」と聞いて、何を思い浮かべるだろうか? 正解はカルピス。「99.7%」というのは2007年のカルピス社による調査の結果である。1919年に誕生したカルピスは、約100年にわたり世代を超えて愛されてきたのだ。かつてのキャッチフレーズ「初恋の味」を知る人も多いだろう。ただし、そんなカルピスの産みの親の名を知る人は少ないのではないか。本書は、モンゴルの遊牧民が伝統的に食してきた滋養強壮に効果のある乳製品に着想を得てカルピスの商品化に成功した三島海雲(1878-1974)の評伝。著者自身も三島海雲の足跡を辿り、カルピスのルーツを探るモンゴルへの旅を決行するなど、数々の関係者への取材とともに、知られざる発明者・経営者の素顔とその熱い思いを明らかにしている。著者は1977年生まれのノンフィクションライター。『捕るか護るか? クジラの問題』(技術評論社)などの著書がある。

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